ESG評価方法とスコアについて - サステナ

ESG評価方法とスコアについて

「企業のサステナビリティ度合い」を測る3つの評価指標

SUSTAINA(サステナ)では下記の3つの評価指標で「企業のサステナビリティ度合い」を測り、独自のアルゴリズムで算出した評価情報を、投資家をはじめとする企業と関わりのあるステークホルダーのみなさまに提供しています。

  1. 企業がWebサイトで公表している非財務情報を、AI技術で定量評価した「ESGスコア by SUSTAINA AI」
  2. 当サイトの利用者(会員・非会員問わず)が、ステークホルダーの立場として企業を評価した「ESGスコア by ステークホルダー」
  3. 企業が当サイトで登録・公表した非財務情報(サステナビリティ・レポート)を、定量評価した「ESGスコア by セルフレポート」

上記の指標に加え、不祥事が発生した際は減点を行った上で、 絶対評価の「SUSTAINA 総合スコア」を算出し、 相対評価「SUSTAINA ESGレーティング(ESG格付)」で等級分けを行っています。

SUSTAINA AIシステム評価 概要図

SUSTAINA 評価の仕組み・概要図

1.システム評価「ESGスコア by SUSTAINA AI」について

概要

「ESGスコア by SUSTAINA AI」は、企業がWebサイトで公表している情報を対象に、社会的責任に関する国際規格「ISO26000」をベースとした評価項目で、AI技術を用いて調査・解析し「企業のサステナビリティ度合い」を数値化したサステナ独自の評価指標です。

SUSTAINA AIシステム評価 概要図

SUSTAINA AI評価システム 概要図

調査対象

網羅性・更新性等の観点から「企業のWebサイト(主にコーポレートサイト)」を対象に調査しています。

尚、企業サイトのドメインが複数存在する場合、把握できる限り複数ドメインを調査を行っています。
(一例:www.example.co.jp、www.example.com、csr.example.com、ir.example.com)


調査範囲

SUSTAINAが定めた約150以上のディレクトリ名・ファイル名に該当するWebページを調査範囲としています。

※SUSTAINAが定めた約150以上のディレクトリ名・ファイル名は企業会員のログイン後「クローリング状況ページ」でご覧頂けます。

調査項目

社会的責任に関する国際規格「ISO26000」をベースに「1.社会的責任全般」「2.組織統治」「3.人権」「4.労働慣行」「5.環境」「6.公正な事業慣行」「7.製品・サービス責任」「8.コミュニティ参画・発展」に分類した200以上の項目。

※評価項目は独自ノウハウとなるため公開していません。

調査方法

独自に開発したクローラー(「SUSTAINAbot(サステナボット)」)形式で企業の公開情報を取得し、AI評価システムで解析・評価付を行っています。

クローラーの巡回について

主に下記の内容でクローラーの巡回を行っています。

  • 新規で企業登録を行った際に初回巡回を実施。
  • 調査対象サイトの内容やURLが変わった際に実施。
  • 企業会員から依頼を受けた際に巡回を実施。
  • 一般会員から依頼を受けた際に巡回を実施。
  • 調査対象の全企業の巡回は不定期に実施。

クローリング精度向上への取り組み

SUSTAINA運営事務局では、企業のWebサイトがシステムの都合などにより、SUSTAINAが定めた約150以上のディレクトリ名・ファイル名に該当しない構造のWebサイトが存在していることを把握・理解しています。(例:連番で意味を持たないディレクトリ名や、ディレクトリが無くパラメーター形式のURL構造のサイトなど)

これらのWebサイトにつきましてはSUSTAINA運営事務局で「企業毎にクローリングリストの追加設定」を行っています。

また企業側が「robots.txt」を用いることで、SUSTAINAのクローラー「SUSTAINAbot」に対して、巡回させたいディレクトリ名・ファイル名を伝えることができます。


robots.txtについて

「robots.txt」は、クローラー(ロボット)に対してWebサイトのアクセスを制御するための命令を記すファイルです。「robots.txt」はメモ帳などで作成したテキストファイル(.txt)をドメインルートに格納することで有効となります。

robots.txtの記入例

「SUSTAINAbot」にクローリングさせたいディレクトリとファイルを伝える場合。

	
	User-agent: SUSTAINAbot
	Allow: /01/
	Allow: /05/0001.html
	

※User-agentに「SUSTAINAbot」を指定し、Allow属性にディレクトリ名やファイル名を記載しますと、指定されたディレクトリとファイルをクローリング致します。上記の記入例では「01」というディレクトリにある全てのファイルと、「05」というディレクトリ内にある「0001.html」というファイルをクローリング致します。

尚「SUSTAINAbot」が1サイトにクローリングを行う最大ページ数は「2,000」としています。2,000ページを超える場合「SUSTAINAbot」はクローリングを終了致します。サステナビリティ(ESG/CSR)に関連性の低いディレクトリやページ(例えば、動的に生成される商品情報やレシピ情報、不動産情報など)をrobots.txtで指定しますと、サステナビリティに関連性の高いディレクトリやページまで巡回することができず、評価にプラスにならない場合があります。下記のようにサステナビリティに関する情報が掲載しているディレクトリやページを指定されますことを推奨致します。

	
	User-agent: SUSTAINAbot
	Allow: /company/
	Allow: /csr/
	Allow: /ir/
	Allow: /policy/
	

※robots.txtで「SUSTAINAbot」に指示した内容は、SUSTAINA運営事務局が定めたクローリング範囲より「優先」しクローリングを行います。

※robots.txtにディレクトリトップを指定しますと、その指定したディレクトリの全ページをクローリング致します。よって、Allow: /csr/environment/ や Allow: /ir/governance/など下層ディレクトリや下層ページを指定する必要はありません。

2.サイト利用者による評価「ESGスコア by ステークホルダー」について

概要

SUSTAINAでは、当サイトの利用者(会員・非会員問わず)が、企業の取り組みに対して評価・レビューできる仕組みを用意しています。 ステークホルダーが評価したスコアは、絶対評価である「SUSTAINA 総合スコア」と、相対評価である「ESGレーティング」に影響致します。

※「ESGレーティング」への影響度は評価数によって異なります。評価数が一定数を超えない場合、影響を与えません。なお「ステークホルダー評価」から投稿された内容は、SUSTAINA運営事務局で全て目視確認を行い不正・不適切でない場合のみ「評価への反映」と「公開」を行っています。

3.企業発による評価「ESGスコア by セルフレポート」について

概要

SUSTAINAでは、企業会員が自らの取り組みを登録・公表することでスコア化する仕組みを用意しています。 企業はログイン後のマイページから、非財務情報の質問票に登録でき、その情報を公開することで付与されたスコアは、絶対評価である「SUSTAINA 総合スコア」と、相対評価である「ESGレーティング」に影響を与えることができます。

4.「不祥事」による減点

概要

SUSTAINAでは、調査対象企業で不祥事が発生した際、その不祥事情報を登録致します。 登録した不祥事はその内容(故意なのか過失なのか、事故なのか事件なのかなど)や企業存続・持続的成長への影響度などに応じて、10段階のレベルで減点し「ESGレーティング」を格下げ致します。

尚、不祥事レベルが低い場合、減点は低く、格下げされている期間は短くなります。逆に、不祥事レベルが高い場合、減点は高く、格下げされている期間は長くなります。

SUSTAINAは企業のサステナビリティ活動を応援するプラットフォームでありたいと考えています。企業不祥事が起きないことを願っています。

5.「SUSTAINA 総合スコア」について

「SUSTAINA 総合スコア」は、1.ESGスコア by SUSTAINA AI、2.ESGスコア by ステークホルダー、3.ESGスコア by セルフレポート、4.不祥事による減点から算出され、SUSTAINA ESGレーティングや検索結果のランキング付けに用いられます。

SUSTAINAスコアは下記の取り組みを行うことでスコアの向上・維持する可能性がございます。

  1. 実施した(実施を計画・予定している)サステナビリティ・CSR・ESG活動に関する情報をWebサイトに公表する(「ESGスコア by SUSTAINA AI」の向上)
  2. ステークホルダーから高い評価を得られるよう取り組む(「ESGスコア by ステークホルダー」の向上)
  3. 当サイトのレポート機能を使い、各種企業情報を登録・公表する(「ESGスコア by セルフレポート」の向上)
  4. 「不祥事」を発生させない

6.「SUSTAINA ESGレーティング」(ESG格付)について

概要

「SUSTAINA ESGレーティング」は、絶対評価となる「SUSTAINA 総合スコア」を、債券・株式投資市場で用いられる格付符号で表した相対評価です。

格付符号

SUSTAINA ESGレーティングの格付符号はAAA、AA、A、BBB、BB、B、CCC、CC、C、Dの10等級、AAからCにつきましてはその中での相対的な強弱を示す「+」「-」の区分符号があり、合計26の等級で相対評価を表しています。

格付定義

格付符号 分類 定義
社会・環境・経済(トリプルボトムライン)に対して
AAA最高位 持続的に好影響をもたらす可能性が高く、悪影響を及ぼす可能性が低い。
AA高位
A
BBB中位 一時的に好影響をもたらす可能性はあるが、悪影響を及ぼす可能性もある。
BB
B
CCC低位 一時的に好影響をもたらす可能性はあるが、悪影響を及ぼす危険性もある。
CC
C
D 悪影響を及ぼし企業存続が危ぶまれる、または清算に向けて手続きを行っている状況。
----未評価(データ不足)

「企業のサステナビリティ度合い」を測る、設計思考について

SUSTAINAは、以下の思考・仮説のもと「企業のサステナビリティ度合い」を測るよう設計しています。

「社業及び社会の持続可能な発展」に資する活動を積極的に行う企業は、 安定した経営基盤(G)で、社会(S)や自然環境(E)に好影響を与え、多くのステークホルダーから支持される。 その結果、企業活動の総和である"経済的価値及び社会的価値が、持続的に成長する可能性が高い"と考えられる。