ESG評価方法とスコアについて
「企業のサステナビリティ度合い」を測る3つの評価指標
SUSTAINA(サステナ)では下記の3つの評価指標で「企業のサステナビリティ度合い」を定量的に測り、独自のアルゴリズムで算出したESG評価情報を、主に投資家の方々に提供しています。
- 企業がWebサイトで公表している非財務情報を、独自のシステムで定量評価した「ESGスコア by SUSTAINA」
- 当サイトの利用者(会員・非会員問わず)が、ステークホルダーの立場として企業を評価した「ESGスコア by ステークホルダー」
- 企業が当サイトで登録・公表した非財務情報(サステナビリティ・レポート)を、定量評価した「ESGスコア by セルフレポート」
上記の指標に加え、不祥事が発生した際は減点を行った上で、 絶対評価の「SUSTAINA 総合スコア」を算出し、 相対評価「SUSTAINA ESGレーティング(ESG格付)」で等級分けを行っています。
SUSTAINA 評価システム 概要図

システム評価「ESGスコア by SUSTAINA」について
企業が公表しているサステナビリティ関連情報を収集し、独自の評価システムで「サステナビリティ(ESG・SDGs・CSR 等)に関する意識・取り組み度合い」を定量的に測った評価スコアです。
評価項目は、社会的責任の国際規格「ISO26000」と2021年6月に改訂した「コーポレートガバナンス・コード」を基に作られています。 「コーポレートガバナンス報告書」等、企業が公表しているサステナビリティ関連情報。 社会的責任に関する国際規格「ISO26000」と「コーポレートガバナンス・コード」をベースに「1.組織基盤・ガバナンス」「2.対株主責任」「3.人権」「4.労働慣行」「5.環境」「6.公正な事業慣行」「7.製品・サービス責任」「8.コミュニティ参画・発展」に分類した500以上の項目。 ※評価項目は独自ノウハウとなるため公開していません。 SUSTAINAでは、当サイトの利用者(会員・非会員問わず)が、企業の取り組みに対して評価・応援レビューできる仕組みを用意しています。
ステークホルダーによる評価データは「SUSTAINA 総合スコア」に組み込まれ、「ESGレーティング」と「ESGランキング」に影響致します。 ※「SUSTAINA 総合スコア」への影響度は評価数によって異なります。評価数が一定数を超えない場合、影響を与えません。なお「ステークホルダー評価」から投稿された内容は、SUSTAINA運営事務局で全て目視確認を行い不正・不適切でない場合のみ「評価への反映」と「公開」を行っています。 SUSTAINAでは、企業会員が自らの取り組みを登録・公表することでスコア化する仕組みを用意しています。企業会員の方はログイン後のマイページから、非財務情報の質問票に登録・公開でき、公表された情報はスコア化されます。スコア化された評価データは「SUSTAINA 総合スコア」に組み込まれ、「ESGレーティング」と「ESGランキング」に影響致します。 SUSTAINAでは、調査対象企業で不祥事が発生した際、不祥事に関する情報を収集・登録・掲載を行っています。
登録した不祥事情報はその内容(故意なのか過失なのか、事故なのか事件なのかなど)や企業存続・持続的成長への影響度などに応じて、10段階のレベルで減点を行っています。 尚、不祥事レベルが低い場合は、減点は低く、格下げされている期間は短くなります。逆に、不祥事レベルが高い場合、減点は高く、格下げされている期間は長くなります。 SUSTAINAは企業のサステナビリティ活動を応援するプラットフォームでありたいと考えています。企業不祥事が発生しないことを願っています。 「SUSTAINA 総合スコア」は、1.ESGスコア by SUSTAINA、2.ESGスコア by ステークホルダー、3.ESGスコア by セルフレポート、4.不祥事による減点から算出され、SUSTAINA ESGレーティングや検索結果のランキング付けに用いられます。 SUSTAINAスコアは下記の取り組みを行うことでスコアの向上・維持する可能性がございます。 「SUSTAINA ESGレーティング」は、「SUSTAINA 総合スコア」を債券・株式投資市場で用いられる格付符号で表した相対評価です。 SUSTAINA ESGレーティングの格付符号はAAA、AA、A、BBB、BB、B、CCC、CC、C、Dの10等級、AAからCにつきましてはその中での相対的な強弱を示す + - の区分符号があり、合計26の等級で相対評価を表しています。 SUSTAINAは、以下の設計思考のもと「企業のサステナビリティ度合い」を測っています。 「社業及び社会の持続可能な発展」に資する活動を積極的に行う企業は、
安定した経営基盤(G)で、社会(S)や自然環境(E)に好影響を与え、多くのステークホルダーから支持される。
その結果、企業活動の総和である"経済的価値及び社会的価値が、持続的に成長する可能性が高い"と考えられる。SUSTAINA 評価システム 概要図
調査対象
調査項目
サイト利用者による評価「ESGスコア by ステークホルダー」について
企業登録情報評価「ESGスコア by セルフレポート」について
「不祥事」による減点
「SUSTAINA 総合スコア」について
「SUSTAINA ESGレーティング」(ESG格付)について
格付符号
「企業のサステナビリティ度合い」を測る設計思考について