[記事概要]

  • 持続可能な企業評価の指針となっている「トリプルボトムライン」(TBL)の概念を提唱したジョン・エルキントン氏は、大学院大学至善館が主催した氏の新たな著書『グリーンスワン』に関する講演で、今後はこれだけでは不十分として、資本主義のシステムを再生・修復型(リジェネレーション)に変えていく必要があることを示した。
  • 「グリーンスワン」は、4月に氏が出版した著書に表された考え方で、これまでの古い秩序から持続可能な未来に向けて飛躍的に変化するための道筋であり、講演ではそこに到達するための重要なキーワードや、コロナ危機で明らかになったトレンドについても語った。
  • 「トリプルボトムライン」は、企業を財務面からだけでなく、環境、社会、経済的の3つの側面から評価する考え方で、今から24年前にジョン・エルキントン氏が提唱し、これまで多くの企業が活用し、サステナビリティレポートに関する世界共通のガイドラインとしても使われてきた。
  • しかし、エルキントン氏は2018年6月のハーバード・ビジネス・レビュー誌面で、「今やTBLを考え直す時だ」としてトリプルボトムラインのリコール(撤回)を発表した。
  • いみじくもコロナ危機により今の資本主義が抱える問題が明らかになった。「企業責任と持続可能な資本主義の世界的権威」と呼ばれ、サステナビリティをけん引してきた識者だが、「仕事人生は始まったばかりのようだ」と話し、講演では新たな時代の変革へ改めて意欲を表した。
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