[記事概要]

  • 経済産業省は、今後の循環経済政策の基本的な方向性を提示するべく、国内外の資源循環の現状と課題についての調査・分析を行った「循環経済ビジョン2020」を公表した。
  • 我が国では2000年代初頭より、廃棄物の最終処分量の削減やリサイクル率の向上等の着実な成果を上げてきたが、一方で「国内外の経済社会情勢は大きく変化しており、特に世界的な人口増加と経済成長を背景に、大量生産・大量消費・大量廃棄型の線形経済から循環経済への移行が世界的に求められている」との認識を示し、下記2点の必要性を提起した。
    1. 循環経済(サーキュラーエコノミー)への転換
    2. あらゆる産業が、これまでの廃棄物・環境対策としての3Rではなく、「環境と成長の好循環」につなげる新たなビジネスチャンスと捉え、経営戦略・事業戦略として、循環性の高いビジネスモデルへの転換を図ること
     
  • 「循環経済ビジョン2020」では、我が国の循環経済政策の目指すべき基本的な方向性として、中長期的な産業競争力強化につなげるべく、下記の3つの対応が示された。
    1. 循環性の高いビジネスモデルへの転換
    2. 市場・社会からの適正な評価の獲得
    3. レジリエントな循環システムの早期構築

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